《チェネレントラ》の指揮者、園田隆一郎さんのインタビュー取材がありました!

2018年5月12日(土)に大阪フェスティバルホールで上演されるロッシーニ《チェネレントラ》。今日はこのオペラを指揮する園田隆一郎さんがインタビュー取材のために、大阪国際フェスティバルの事務局に来てくださいました。

実は、園田マエストロが一番好きなオペラは《チェネレントラ》なのだそうです!このオペラと恋に落ちたのは大学生の時。あまりに好きすぎて、東京藝大の学生仲間でメンバーを募り、歌手、合唱、オーケストラ、そして美術・衣裳も全て藝大の学生で、大学の奏楽堂でこのオペラを上演したのだそうです!若いとはいえ素晴らしい情熱ですね。そしてロッシーニのオペラをすでにいくつも指揮している園田マエストロですが、《チェネレントラ》を指揮するのは今回がその時以来初めて、とのことです。

今日のインタビューでは、ロッシーニ・オペラが最近とても人気な理由、《チェネレントラ》の音楽の魅力、ドラマの魅力、そして、今回のプロダクションやキャストの魅力について伺いました。園田マエストロは、2015年に大阪国際フェスティバルがロッシーニの《ランスヘの旅》を上演した時に、指揮をした巨匠アルベルト・ゼッダ氏の片腕として、音楽面をがっちりサポートして下さって以来のお付き合いです。園田隆一郎さんの、満を持しての《チェネレントラ》。インタビューの内容は、今後このブログでお伝えしていきます。どうぞお楽しみに!

園田隆一郎(指揮)
東京藝術大学指揮科卒業、同大学大学院修了。在学中の2000年渡伊、シエナのキジアーナ音楽院で研鑽を積む。02年から文化庁派遣芸術家在外研修員、04年から野村国際文化財団奨学生、05年から五島記念文化財団奨学生としてローマに留学。04年シエナ・ロータリークラブよりカルロ・コルシーニ賞受賞、06年に名誉ディプロマ取得。G.ジェルメッティのアシスタントとして、ローマ歌劇場やマドリッド王立劇場など数多くのプロダクションで研鑽を積む。故・A.ゼッダにロッシーニ・オペラ・フェスティバル(ROF)で師事後、氏の信頼を得、国内外でアシスタントを務めた。07年に藤原歌劇団の「ラ・ボエーム」で日本デビュー。同年ROFの「ランスへの旅」の指揮に抜擢され話題となった。以降、ボローニャ歌劇場、ヴァッリ劇場、藤原歌劇団、びわ湖ホール、東京フィルハーモニー交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団など、日欧各地で活躍を続けている。第16回五島文化記念オペラ新人賞受賞。藤沢市民オペラ芸術監督。東京都出身。ローマ在住。

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