4オケのPR動画を公開~4回目の4オケの聴きどころ

大阪のオーケストラ4楽団が集結する「大阪4大オーケストラの響演」。

今回、トリを務める大阪交響楽団が演奏する、ブラームスの交響曲第1番の第4楽章を音源に使用したPR動画を公開しました。

尾高忠明さんはこの4月に大阪フィルの新音楽監督に就任、4オケは今回が初出演です。BBCウェールズ・ナショナル管の桂冠指揮者として長年演奏しているイギリスの作曲家、エルガーから「曲の真ん中にあるヴィオラのソロがすばらしく、一度聴いたら忘れられない」と語る、序曲「南国にて」を取り上げます。尾高&大阪フィルの輝かしい幕開けです。

藤岡幸夫さんは出演3回目の今回、チャイコフスキー「白鳥の湖」を持ってきました。しかしこの超名曲をそのままやらないところが藤岡さん。組曲版“以外”の曲がすばらしいのに取り上げられる機会が少ない・・・そこで自身で厳選した“藤岡版・白鳥の湖ハイライト”を仕立てたのだそうです。シーズン19年目のタッグ、藤岡&関西フィルにご期待ください。

飯森範親さんは4回の4オケすべてに登場となります。昨年は日本センチュリー響と取り組んでいる「ハイドンマラソン」の成果を見事に聴かせてくれました。今回は「オーケストラのソリスト陣がすばらしいので、ソロが大活躍する作品を」と、リムスキー=コルサコフの「スペイン奇想曲」。ソロパートの活躍に、3楽団からもエールが送られることでしょう。

外山雄三さんも4回目の出演で、大阪交響楽団とともにトリを務めます。そこになんとブラームスの1番を投入!「大事な演奏会に選ぶオケが世界的に多い」とマエストロが語るように、ひとまずの締めくくりとなる4オケへの、外山&大響の本気度を感じます。演奏時間は約45分。大響のブラ1をフェスティバルホールでたっぷりお楽しみください。

大阪4大オーケストラ
2018年4月21日(土)16:00開演
フェスティバルホール

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